みかんの森

日記のようなメモのようなもの

ムシむしの虫

最近、というか、まぁ、かなり久しぶりに活字に触れているのです。

こんばんは、真夜中のお茶を飲みつつ語ります。

 

小学校の頃はよく本を読んでました。中学から高校はアニメ漫画ゲームに夢中でした。今もだけどなんか融合した気がします。人生。

 

ただ図書室の借り出しカードがなくなって、バーコードになってしまったのはなんだか悲しい。年上の人で近所に住んでたりで知ってる人の名前があると謎に共通点が見つけられたようで、自分が大人になったような気がしました。

 

とある小説を読んだ時、奇術師というのは希望を与えると(要約)書いてありました。二十歳過ぎて感動したというのが率直な話です。

 

周りは割といろんなことを創り出している子が多い。キャラクターもお話もアクセサリーも劇も奇術やってる人も音楽やってる人いる。そもそもの話、自分が創る側ではないのは明白であるので、人によって創り出されたものの中に飛び込むというのは専ら楽しいのです。

 

とりわけ小説は楽しい、なんせ本の中がその作者の生み出した世界であるから。自分がその中に飛び込んで仕舞えば現実の時間など虫のようなものなのです。

周りの音も消えるほどに読みふけってしまう、読み終わるとなんとも言えない哀しさがあるし、まだ味わっていたいと思う。名残惜しさ。

 

春風の花を散らすと見る夢は、という和歌が出る本の世界にどっぷり浸った1日でありました。

 

なんの本かわかったならきっと貴方も本の虫であるし、私も本の中を歩く本の虫なのでしょう。

 

長々と考えつつ、夜。